2011年1月15日、アラク(Arak)にある水施設の全景。イランの原子力庁長官アリ・アクバル・サレヒ氏は、同工場を視察した外国外交官団に対し、イランはウラン濃縮作業を「極めて強力に」進めていると語った (Photo credit should read HAMID FOROUTAN/AFP via Getty Images)

イスラエル国防軍 イラン核施設への攻撃を認める

イスラエル軍は27日金曜日、イランの核施設を攻撃したと発表した。これに先立ち、イラン国定メディアは同日早朝に自国施設への攻撃があったと報じており、イラン当局はさらなる攻撃への警告を発していた。

イスラエル国防軍(IDF)はXへの投稿で、イラン中部にあるイラク工場を攻撃したと述べ、同施設を核兵器製造に関与している「主要なプルトニウム生産拠点」と表現した。IDFはさらに、「イスラエルと全世界にとって存亡の脅威となるイラン政権の核兵器開発計画の進展を、これ以上許すつもりはない」と付け加えた。

イランの国営メディアであるファルス通信は、当局者が「ホンダブ重水複合施設」として正式に知られる同施設への攻撃を認めたと報じた。同通信がマルカズィ州のハサン・カマリ政治・安全保障担当副知事の言葉として伝えたところによると、同施設は「2段階にわたる」攻撃の標的となった。

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