古い物を捨てられないのは執着! 断捨離が教えてくれた5つのこと
ミニマリズムと言えば、ほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのが「断捨離」ではないでしょうか? 必要ないものを断ち切り、余計な物を捨て、物への執着や依存から離れることで、空間も心も穏やかになる、という考え方です。
でも、私のように買い物が大好きで、買い物で生計を立てている身としては、なかなか実践できませんでした。引っ越しを機にようやく本格的に断捨離を始め、物を整理する心地よさを初めて味わい、少しずつこの考え方を生活のさまざまな場面に取り入れるようになりました。
この過程で、シンプルな暮らしにもいろんな形があること、そして自分にぴったり合った、私だけのスタイルを見つけられたのです。
断捨離の過程では、心がスッキリして楽しい瞬間がたくさんありましたが、迷ったり挫折したり、後になって「あの時捨てなければよかった」と思う後悔もいくつかありました。シンプルな暮らしを始める前にこれらのことを理解していれば、遠回りをせずに済んだかもしれません!
断捨離を始めた当初はちょうど上海から台北に引っ越すタイミングで、荷物が少ないほど梱包時間が減り、輸送費も節約できるので、「捨てる」ことがとても魅力的に感じました。上海では中古品の売却が簡単でスピーディーだったので、物を手放すのは難しくありませんでした。最初は一気に大量の物を減らし、捨てる快感を得ると同時に、減らすことのメリットをすぐに実感できました。
その「減らした時の心地よさ」をもっと味わいたくて、さらに物を捨て続けましたが、後半になると「捨てるために捨てる」という悪循環に陥りやすくなりました。
たとえば「何日連続で物を捨てる」という目標を立てると、家の中を探して捨てる物を見つけようとします。最初は簡単に余分な物が見つかり、より快適な空間が手に入りますが、後半になると無理やり探すようになり、捨てる物が見つからないと逆に不安になることさえありました。
断捨離を実践しているときにこんな状態になったら、まずは一旦ストップして、今の環境が自分にとって満足できる状態かどうかをしっかり見つめ直してください。完全に満足していなくても、捨てることが心理的な負担になってしまい、本来の「生活を快適にする」という目的から外れているなら、目標をいったん置いておき、整理したい気持ちが湧いたときに再開するのがおすすめです!
断捨離を進めると、視覚的なノイズが減り、イライラが軽減されるのが最もすぐに感じられるメリットで、私がシンプルライフを始めた最初の半年で一番嬉しかったことです。
断捨離を繰り返すうちに捨てるものが減っていき、今では一番大切なのは、断捨離の過程で学んだことです。
たとえばクローゼットを整理する中で、残す服と捨てる服を見比べることで、自分が一番よく着る形や色が何かを理解できます。このような振り返りと自己理解を通じて、捨てる行為そのものが学びと収穫になります。良い気分を得るだけでなく、自分自身をより深く知る機会になるからこそ、時間をかけて断捨離する価値があるのです。