この写真は、マラッカ海峡を通過する石油タンカーを写したものです。中国の海上石油輸入の大部分はマラッカ海峡を経由します(AFP通信 2003年7月3日撮影)

米・インドネシアが防衛パートナーシップ締結 マラッカ海峡を念頭に中共を牽制

米国とインドネシアは13日、主要防衛パートナーシップの締結を共同声明で発表した。この時期は、米軍によるイラン港湾封鎖の実施とほぼ同時期にあたる。

イラン情勢が緊迫するなか、米国とインドネシアは防衛協力協定を締結した。表向きは通例の軍事協力だが、注目すべき点がある。両国は海上監視・水中探知・無人機技術の共同開発と、非対称戦力の強化で合意した。さらに正式署名には至っていない別の協定では、米軍機によるインドネシア領空通過を包括的に認める条項が盛り込まれているとされる。協定が成立すれば、米軍の戦闘機・偵察機・無人機は、事前通知のみでインドネシア領空を通過でき、都度の申請は不要となる。

大量の米軍がイランに展開するなか、ヘグセス戦争長官はこの時機にペンタゴンでインドネシア国防大臣と会談し、防衛協定を協議した。このタイミングが示す戦略的考慮とは何か。答えはマラッカ海峡にある。

▶ 続きを読む
関連記事
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
ミレイ大統領は第81回国連総会で演説し、WHOから脱退する方針を表明した。パンデミック時に各国で実施された政策を「科学を装った社会的統制の世界的な実験」と批判し、国際機関による国家や個人への統制に反対する姿勢を鮮明にした
トランプ米大統領は9月22日、国連総会に合わせてウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、米国とイランの代表団が同日、3時間にわたって会談したと明らかにした。
オーストラリア軍のF35戦闘機の部品が、修理のため米国へ輸送される途中、不可解にも香港へ経路を変更されていたことが分かった。最新の情報によると、機密性の高い技術情報に関わる可能性がある部品は、中国共産党(中共)当局に留置されている。
習近平が米首都ワシントンに到着。習が滞在するホテル周辺には抗議者が集結し、「共産党は退陣せよ」「習近平は退陣せよ」と訴えた。ホテル周辺は厳戒態勢となった