トランプ氏 イランの新提案を協議
ホワイトハウスは27日月曜日、イラン政権が紛争解決に向けた新たな提案を提出したことを受け、トランプ米大統領が国家安全保障担当の補佐官らと協議を行ったと発表した。
ホワイトハウスのレビット報道官は、停戦と海上封鎖が続く中、テヘランが米国政府に新計画を送ったという報道について、記者会見で質問に応じた。レビット氏は提案の詳細については明らかにしなかったが、トランプ氏の「レッドライン(譲れない一線)」に変更はないことを示唆した。トランプ氏は、ホルムズ海峡の開放と、イランが保有するウランを米国に引き渡すことを求めており、同国の指導部による核兵器保有は認められないと述べている。
レビット氏は「(大統領らが)検討中であるとは言わない。今朝、協議が行われたということだけ伝えておく。私から先走ったことは言いたくないが、この件については大統領自身から直接話があるはずだ」と述べ、イラン側の「提案が協議された」ことを付け加えた。
関連記事
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破
米財務省は、イランの航空会社27社やマーハーン航空を支援する仲介業者などを制裁対象に指定した。航空・物流網を通じた物資調達を阻止し、イランへの経済的圧力を強める
米国の海上封鎖と強力な経済制裁により、深刻な経済危機に直面するイラン。石油輸出の激減や通貨安が進み、ホルムズ海峡を巡る交渉力も低下する
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している