フォード空母の急進的「技術飛躍」の代償 中共の空母はどうか
中国共産党(中共)の海軍が空母建造を構想してから現在に至るまで、その歴史はわずか20年余りにすぎない。その「飛躍的」発展は世界の注目を集める一方で、工学的な発展プロセスの常識に反しているのではないかとの疑問も生んでいる。とりわけ技術や実戦経験の蓄積が乏しいことを踏まえれば、慎重な姿勢を維持してきた米海軍と比べ、中共空母の実戦能力は単に「疑わしい」という程度にとどまらない懸念を抱かせる。
米海軍は1922年、初の空母「ラングレー」(USS Langley, CV-1)を就役させて以来、1世紀以上にわたり艦載航空戦の経験を積み重ねてきた。その技術的蓄積は、一歩一歩の試行錯誤と改良の積み重ねによって築かれてきたものであり、あらゆる技術進歩の背後には、数え切れない失敗と、ときに痛ましい教訓が存在する。
しかし米海軍は、最新鋭のジェラルド・R・フォード級(USS Gerald R. Ford, CVN-78)において、この漸進的なモデルをあえて打破し、全面的な技術的飛躍を試みた。その結果、自らの歩幅があまりに大き過ぎたことを、痛切に思い知らされることになった。
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