2026年6月21日、中東紛争終結に向けた合意の進展を目指す協議の一環として、スイスのルツェルン湖を見下ろす高級ホテル「ビュルゲンシュトック・リゾート」で、米国、イラン、パキスタン、カタールの4カ国会合が開催された。その当日、ホテルのロビーに集まる各国代表団のスタッフたち(Howard/Pool/AFP via Getty Images)

トランプ氏にとってのより大きなリスクは「待つこと」だった

論評

トランプ大統領がこれ以外にどのような行動をとれたのか、それを想像するのは難しい。

トランプ氏は政治的敵対者からのいつもの「トランプ錯乱症候群(Trump Derangement Syndrome)」に直面していた。海外でのほぼすべての軍事行動に反対する人々からの抵抗にも直面していた。ガソリン価格の上昇に対する国民の不満にも直面していた――実際にはガソリン価格はバイデン政権下の方が高く、インフレ調整をすればオバマ政権下の方が高かったにもかかわらず、である。さらに、低迷する支持率や、中間選挙で共和党が上下両院の議席を失うかもしれないという危機にも直面していた。

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