2025年7月6日、北京首都国際空港の様子(WANG ZHAO/AFP=時事)

中国の金融幹部 離職を模索か 海外渡航で調査回避の動き

中国の紀律検査部門は、銀行など国有の金融機関の管理職を対象に、預金や海外資産、離職時の監査の状況について調査を進めている。関係者によると、一部の管理職の間では、調査を避けるために事前に離職し、パスポートを受け取って海外に渡る動きが出ているという。  

金融業界に詳しい関係者は、管理職が調査や離職監査を回避する目的で、職を離れたうえでパスポートを取り戻し、出国するケースについて、当局が実態の把握を進めていると話している。  

この関係者は、「国外への出方を検討する人が増えている。医師に依頼して重病の診断書を取得するケースや、飲酒運転で拘束されて解雇となり、パスポートの返還を受けるケースもある。海外に資産を持つ人が多く、調査を避けたい意向がある」と述べた。  

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