中国籍2人がフィールズ賞 中共の民族主義宣伝が思わぬ逆風
欧米を拠点に研究・教育活動を続ける中国籍の数学者、王虹さんと鄧煜さんが、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞を受賞した。中国共産党(中共)官製メディアは両氏の受賞を大々的に報じたが、2人はいずれも北京大学で学んだ後、海外で研究を続け、主要な成果を上げている。
王虹さんは受賞後、フランス高等科学研究所をはじめとする海外の研究機関への感謝を語った。一方、北京大学時代については「生き残るだけでも大変だった」と振り返った。中国のネット上では、「この数日、最もばつの悪い思いをしているのは北京大学ではないか」との声も上がっている。
7月23日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで、「数学界のノーベル賞」とも呼ばれるフィールズ賞が、中国籍の若手数学者、王虹さんと鄧煜さんに授与された。中国籍の研究者が同賞を受賞するのは初めてだ。
関連記事
米エネルギー情報局(EIA)は、米国の原油生産量が2026年に過去最高の日量1380万バレルに達すると予測。世界的な需要減退や米イラン情勢の緊迫化が続く中、新規プロジェクト稼働が米国の増産を牽引する
インドネシアのフェリーが悪天候下でジャワ海を航行中、乗客・乗員243人を乗せたまま連絡を絶った。最後の確認地点はバンジャルマシンから約148キロの海域で、当局が救助船などを派遣し捜索を続けている
米商務省はインド、インドネシア、ラオスからの太陽光発電部材に対し高率な反ダンピング・相殺関税を最終決定した。中国企業の迂回輸出を阻止し国内製造業を保護する狙いだが、過剰在庫を巡る貿易摩擦は激化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
台湾の桃園市で、台湾人を高収入の仕事で誘い、中国へ移送して臓器を摘出しようとしたとされる越境人身売買事件が摘発された。被害者3人は住宅に監禁され、港から中国へ送られる計画だったが、警察が移送前に阻止した。