最低賃金1176円時代へ 過去最高でも世界に見劣りする理由
厚生労働省の中央最低賃金審議会は7月28日、2026年度の最低賃金について、全国加重平均を時給1176円とする目安を取りまとめた。
現在の全国平均1121円から55円の引き上げで、伸び率は4.9%である。金額は過去最高を更新したが、引き上げ額・引き上げ率はいずれも6年ぶりに前年度を下回った。物価高が続くなか、賃上げの勢いには一つの節目が訪れている。
ここで押さえておきたいのは、1176円はあくまで国が示す「目安」であるという点である。実際に時給へ反映される額は都道府県ごとに異なり、地方の審議会が地域の実情を踏まえて最終的な改定額を決定する。
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