米国防総省 パトリオットPAC-3を3倍 THAADを4倍に増産
米国防総省(ペンタゴン、近年は「戦争省」の呼称も用いられる)は8月3日、アメリカの主要軍需企業であるロッキード・マーティン(Lockheed Martin)とノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)の両社とそれぞれ枠組み協定を締結したと発表した。
これにより、「パトリオットPAC-3」および終末高高度防衛(THAAD)、両ミサイル迎撃システムの部品生産能力を拡大する。
発表文では、協定の具体的な金額は明らかにしていない。ただし、この画期的な協定によって、パトリオットPAC-3防空ミサイルの生産量は従来の3倍に、THAAD迎撃システムの生産量は従来の4倍にそれぞれ引き上げられるという。
関連記事
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある
トランプ米大統領は13日、米海軍に対し、航空母艦から戦闘機を発艦させる際、最新の電磁式カタパルトではなく、蒸気式カタパルトを再び使用するよう命じる国家安全保障覚書に署名した。
衛星1基を撃ち落とす「一対一」から、衛星網全体を無力化する「一対多」へ。レーザー、サイバー、電子戦が変える次世代の宇宙戦とは