イタリアの高級ブランド「Prada」は、今後2~3年間、中国で毎年2~3店舗の直営店を閉鎖する方針だ(Feng Li/Getty Images)

PRADA 中国で毎年2~3店舗閉鎖へ 高級ブランドの撤退相次ぐ

イタリアの高級ブランド「PRADA」は、今後2~3年間、中国で毎年2~3店舗の直営店を閉鎖する方針だ。グッチやカルティエ、ルイ・ヴィトンなども店舗網を縮小している。中国本土の個人向け高級品市場は2年連続で縮小しており、消費者は高級品への支出に一段と慎重になっている。

中国紙「21世紀経済報道」が8月4日に報じたところによると、PRADA・グループのアンドレア・ゲラ最高経営責任者(CEO)は、2026年上半期の決算説明会で、今後2~3年間、中国で毎年2~3店舗のPrada直営店を閉鎖する方針を明らかにした。

8月4日時点で、PRADAの公式サイトには中国本土で営業する49店舗を掲載している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の8月経済指標は、消費低迷と輸出急増のねじれを示した。家計は借り入れより債務返済・資産保全を優先し、貿易黒字の拡大は米欧との摩擦を深めている
中国で出入国管理に関する新規定が9月15日に施行された。海外在住の中国人からは、帰国後に出国を制限されることへの不安も出ている。米国務省も中国渡航をめぐり注意を呼びかけている
中国の8月の若年失業率が18.9%に上昇し、1年ぶりの高水準となった。大学卒業者は過去最多の1270万人。失業給付の受給者も増えるなか、専門家は公式統計だけでは雇用悪化の実態を捉えきれないと指摘
東芝グループが上海に設立した半導体技術子会社が、約25年の事業を経て登記を抹消した。中国で日系企業の事業縮小が相次ぐなか、ジェトロの調査では中国事業の拡大意欲も過去最低となった
「ゴーストタウン」を目にし、企業関係者からは成長への懸念も。7年ぶりに中国を訪れた米議会USCC代表団が、現地で見た中国経済の変化を語った