F-22ラプターが嘉手納基地に再展開 米軍が統合作戦能力を検証
米空軍が太平洋における航空優勢の再構築を進めている。F-22が第一列島線最前線の日本・嘉手納基地に再び姿を見せた。米軍はF-22、F-35、F-15EXを組み合わせた新たな統合作戦モデルの構築を進めており、太平洋地域で不測の衝突が発生した場合、いち早く制空権を奪取する狙いがある。
2026年8月3日、米空軍第27および第90遠征戦闘飛行隊所属のF-22「ラプター」戦闘機が沖縄・嘉手納基地に飛来し、第18航空団主催の即応演習「ビバリー・ビーチ26-1」に参加した。同演習は、第5世代戦闘機が高強度紛争環境下でいかに作戦を遂行するかを検証するとともに、「機敏な戦闘運用(ACE:Agile Combat Employment)」の概念を組み合わせ、部隊の継続作戦能力と迅速な分散展開能力を高めることを主眼としている。
演習は、第18航空団が「機敏な展開の原則」を用いていかに迅速に航空優勢を確立できるかを評価するもので、対抗的環境下での作戦に必要な速度・調整力・柔軟性の強化を目的とする。演習では航空作戦要員が統合飛行訓練を実施し、任務即応態勢の強化と、太平洋地域での不測事態への対応能力向上を目指した。
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