(Anna Zhukkova/Shutterstock)

姿勢を改善し体幹を鍛える 自宅でできる6つのプランク運動

猫背や姿勢の悪さ、前かがみの姿勢が習慣化している状態は、ほとんどの場合、筋力の弱さが原因です。特に、体幹や臀筋(お尻の筋肉)の筋力不足が、最も一般的な原因とされています。シンプルで効果的な全身運動である「プランク」は、体幹を強化し、臀筋を活性化させることで、姿勢を改善し、身体のラインを整えるのに役立ちます。

 

プランクはどのように姿勢を改善するのか

プランクは、体を一直線に支える姿勢を維持することで、腹筋・背筋・臀筋を鍛える代表的な体幹トレーニングです。体幹の安定性を向上させるだけでなく、姿勢をコントロールする力を高め、筋持久力を向上させ、間接的に脂肪燃焼も促します。

猫背、ストレートネック、下腹部の突出といった好ましくない姿勢は、多くの場合、体幹や臀筋の機能不足を反映しています。これらの筋肉は、背骨や骨盤を安定させるうえで非常に重要です。体幹の安定性が不足すると、身体はバランスを保つために他の筋肉へ過度に頼るようになり、その結果、不自然な姿勢の傾きが生じます。

プランクエクササイズは、以下のような働きによって姿勢を改善します。

体幹と臀筋を強化する: プランクは主に腹筋と背筋を鍛えますが、下肢とつながる臀筋も同時に使うため、体幹および下半身の安定性を高めます。

背骨をニュートラルな位置に保つ感覚を身につける: 猫背やストレートネックのある人は、背骨を自然な位置に維持することが難しい傾向があります。プランクは、頭を背骨と自然に一直線に保つ正しい姿勢を身につけ、過度な前傾を防ぐのに役立ちます。

腱・靱帯・筋肉の安定性を高める: プランクは静的支持運動であり、深層部の体幹筋群を協調的に働かせながら、腱、靱帯、筋肉の強さと安定性を高めます。

 

6つのプランクエクササイズ

プランクエクササイズは、わずかなスペースと短い時間で行うことができ、ジムや特別な器具も必要ありません。

実践のポイント: どのプランクエクササイズを行う場合も、腰を反らせたり、お尻を高く上げすぎたりしないよう注意して、体幹に力を入れた状態と安定した呼吸を保ちましょう。初心者は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことで、安全かつ効果的に姿勢改善を目指しましょう。

1. ベーシックプランク

  • ステップ1: うつ伏せになり、肘を床につけ、足を肩幅に開き、つま先を床につけます。

     
  • ステップ2: 腹筋と脚の筋肉に力を入れ、肘とつま先で体重を支えながら身体を持ち上げます。

2. ヒップローテーション・プランク

  • ステップ1: ベーシックプランクの姿勢になります。

     
  • ステップ2: 体幹の安定を保ちながら、腰を左右に交互にひねります。

3. レッグレイズ・プランク

  • ステップ1: ベーシックプランクの姿勢になります。

     
  • ステップ2: 下半身をまっすぐ保ったまま、左右の脚を交互に持ち上げます。

4. ハイプランク

  • ステップ1: うつ伏せになり、両手を床につけ、手のひらを肩の真下に置きます。足を肩幅に開き、つま先を床につけます。

     
  • ステップ2: 体幹と脚に力を入れ、腕を伸ばして身体を持ち上げ、手のひらとつま先で身体を支えます。このとき、身体を一直線に保ちます。

5. ハイ&ロープランク

  • ステップ1: ハイプランクの姿勢から始め、左右の腕を交互に曲げて肘を床につけ、ベーシックプランクの姿勢に移ります。

     
  • ステップ2: 次に左右の腕を交互に伸ばし、手のひらを床につけてハイプランクの姿勢に戻ります。この2つの姿勢を交互に繰り返します。

6. プランクウォーク

  • ステップ1: 立った状態から始め、前屈して両手を床につけます。

     
  • ステップ2: 足の位置はそのままに、つま先立ちになり、手を交互につきながら前方へ進みます。身体が一直線になり、ハイプランクの姿勢になるまで進みます。

     
  • ステップ3: 両手を交互につきながら後方へ戻り、最初の立った姿勢に戻ります。

さまざまなプランクエクササイズを継続的に行うことで、姿勢の改善、背中への負担軽減、さらに日常生活やスポーツにおける身体のコントロール能力、バランス能力、けがへの耐性向上が期待できます。

(翻訳編集 井田千景)

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