ドイツの自動車大手が競争で劣勢になった理由
フォードは当四半期に損失を計上したにもかかわらず、株価が7%急騰した。株価が回復した一因は、フォードが示した残りの会計年度に対する楽観的な見通しである。
なぜ楽観視しているのか。その明るい見通しは、利益への道を切り開くのは政治家の意向ではなく、消費者の要望であるとフォードが認識したことによる。同社の報告書は、消費者が大型ピックアップトラックやSUVを求めており、フォードの電気自動車(EV)製品が支持を獲得できていないことを認めた。
損失を削減しようとするフォードの姿勢は、ドイツ・ヴォルフスブルクに本拠を置くフォルクスワーゲン(VW)の決定と鮮明な対照をなしている。欧州最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、消費者を無視してEU規制当局の命令を優先した代償が、市場シェアの喪失、生産性の低下、大規模な人員削減であることを思い知らされている。
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