ベッセント米財務長官は9月1日、米ノースカロライナ州アシュビルで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議の最終日に、記者会見に臨んだ(Getty Images)

G20声明「中国だけ同意せず」 米財務長官「世界最大の持続不能な経常黒字」と批判

ベッセント米財務長官は1日、米国で開かれた主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、共同声明について中国を除く全加盟国が合意したと明らかにした。中国との間では、政府債務の再編や世界的な経済不均衡の是正を巡る文言を中心に意見が対立した。

ベッセント氏は、G20として一致した声明を発表し、「我々が共に成し遂げた素晴らしい仕事の成果」を示すことを期待していたと説明。その上で、「G20のうち1か国を除き、全ての加盟国が合意に達した」と述べた。

どの国が反対したのか問われると、「世界最大で持続不可能な経常黒字を抱える国、すなわち中国であることは明らかだ」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
米国人の33%が、死刑執行に失敗した死刑囚への再執行を支持。一方、39%は終身刑への減刑を支持した。テネシー州では薬物注射による死刑執行に失敗し、受刑者が生還する事例が発生。死刑制度のあり方が改めて問われている
トランプ米大統領は、海外の詐欺組織に対する大規模な取り締まりの成果を発表した。FBIは詐欺拠点20か所を壊滅させ、16億ドルの被害を阻止。暗号資産投資詐欺や東南アジアの詐欺拠点の実態も明らかになった
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める
米国で新型合成オピオイド「シクロルフィン」が流行。フェンタニルを上回る強い毒性が指摘され、2025年7月~26年2月までに少なくとも55人が死亡。既存の薬物検査で検出が難しく、警戒感が高まっている
中間選挙後のトランプ弾劾の可能性をニクソン辞任劇と比較。ベトナム敗退の歴史から台湾侵攻リスクを警告しつつ、レーガン流の強硬路線による抑止シナリオも対比して今後の米中関係と国際秩序の行方を占う