中共軍部の最高司令官:台湾海峡の平和を壊しても、台湾の独立を絶対に容認しない

2006/08/04 10:35
 【大紀元日本8月4日】中共の8月1日の「建軍節」(軍が設立された記念日)を前に、中共国防部(日本の防衛庁にあたる)は7月31日に祝賀イベントを開き、その席で国防部長・曹剛川氏は、軍は中央指導部が制定した対台湾政策を堅持すると繰り返し表明、台湾の独立を断固として容認しないと強い口調で力説した。

 BBCの報道によると、中共国防部は北京の人民大会堂(日本の国会にあたる)で軍の設立79周年祝典を開催した。中央軍事委員会の副主席、国務委員兼国防部部長の曹剛川氏は、国内外の招待客に祝辞を述べる際に、中共政権の主要利益は、主権と領土を守り、国家の統一を実現することであると発言した。

 曹剛川氏は、中共軍隊は「中央指導部の台湾問題を解決する政策と方針を堅持し執行する」「台湾の独立を絶対に容認しない、台湾の独立を煽ぐ分裂勢力はいかなる名義、いかなる手法を用いて、台湾を祖国から分裂させようとしても、そのことを断固として容赦しない」と発言した。

 両岸関係

 今年旧正月に、台湾の陳水扁総統は、三大訴求を打ち出した。「国統会」(「国家統一の会」の略称)と国家統一の綱領を廃止することや、台湾の名義で国連への加盟を再申請することや、年内に新しい憲法の草案を決め、来年に国民投票を行うことなどの事案を提出した。それに対して、中共政権は激しく反発した。2月26日、中国の台湾問題を処理する2大事務局は声明を発表し、陳水扁総統の行動は、「台湾海峡の平和を壊し」、「憲法を改正することで、台湾の独立を合法化しようと企んでいる」などと厳しく非難し、「陳水扁が推進している台湾の独立運動は益々エスカレートさせ、台湾海峡の周辺地区に重大な危機をもたらし、アジア太平洋地域の平和と安定を崩壊させる結果を招く。我々は絶対に台湾の独立を容認しない。台湾を祖国から分裂させることを断固として容赦しない」と警告した。

 専門家は、毎年の中共「建軍節」の祝賀イベントで、台湾を統一する問題は必ず強調されるが、今年の口調と態度は非常に強硬であると分析した。

 

関連記事
注目記事
^