米国の非営利団体(NPO)がまとめた環境に優しい企業ランキングで、キヤノン<7751>がスポーツ用品大手のナイキや日用品のユニリーバとともにトップとなった。
調査をまとめたのは、地球温暖化問題を考えるNPOのクライメート・カウンツ。エレクトロニクスからファストフードまで、北米や英国の消費者にとってなじみのある製品を販売、あるいは生活に密着した業種の56社を対象に、地球温暖化問題に対する認識、その対策など22の項目について調査し、ゼロ─100ポイントで点数化した。
最低のゼロがついたのは6社。ジョーンズ・アパレル、CBS、バーガー・キング・ホールディングス、ダーデン・レストラン、ウェンディーズ・インターナショナル、アマゾン・ドットコムだった。
クライメート・カウンツは、ランキングがトップの企業も、なお環境問題に取り組む余地はある、と指摘。
ゲーリー・ハーシュバーグ代表(ストーニーフィールド・ファーム社長)は会見で「紙のリサイクルや電球の交換だけでは十分でない。二酸化炭素の排出量を大幅に減らす必要がある。その点で『A』評価に値する企業はない」と述べた。
業種別では、エレクトロニクス/コンピューターが、メディア・インターネット企業に比べて環境問題への取り組みが進んでおり、調査対象の12社中6社が50ポイント以上という結果となった。
エレクトロニクス/コンピューターでは、キヤノンのほか、IBM、東芝<6502>、モトローラ、ヒューレット・パッカード(HP)、ソニー<6758>、デル、日立製作所<6501>、シーメンス、ノキアが軒並み2けた得点した。ただアップルは2ポイントにとどまった。
最も評価が低かったのは外食セクターで、6社のうち50ポイントを超えたのは皆無、ゼロが3社あった。セクターで最高はスターバックスの46ポイント。マクドナルドが22ポイントで2位。ケンタッキー・フライドチキンなどを傘下に置くヤム・ブランズは1ポイントだった。
[ワシントン 19日 ロイター]
(07/06/20 13:37)
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