【草木染めの植物】鬱金(ウコン)
2007年10月27日 01時00分

【大紀元日本10月27日】熱帯アジアの原産で沖縄・台湾に自生しているが、近年観賞用にも栽培されています。しょうが科の多年生で、地下茎を多方面に利用します。塊根が宇金(生薬名は川玉金)、根茎のほうは姜黄(日本名のウコン、ターメリック)と呼ばれ、効能も少し異なります。
塊根の薬用は肝に働いて瘀血を改善し、行気・止痛に、また利胆として用いられます。
姜黄が日本では習慣的にウコンと呼ばれ、ウコン色(黄)をしています。着色料として食用に利用され、カレー粉の原料の一つです。
染料としては黄色、赤味の黄色が染まり、古くから、うこん木綿として知られています。うこん木綿は、堅牢度は低いが防虫効果があり、書画、衣類の保護に使われ、とくに「鬱金文庫」と称されていました。また、紅染めとともに産着にもよく用いられました。
塊根の薬用は肝に働いて瘀血を改善し、行気・止痛に、また利胆として用いられます。
姜黄が日本では習慣的にウコンと呼ばれ、ウコン色(黄)をしています。着色料として食用に利用され、カレー粉の原料の一つです。
染料としては黄色、赤味の黄色が染まり、古くから、うこん木綿として知られています。うこん木綿は、堅牢度は低いが防虫効果があり、書画、衣類の保護に使われ、とくに「鬱金文庫」と称されていました。また、紅染めとともに産着にもよく用いられました。
(文・ハナビシソウ)
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