【大紀元日本7月17日】欧州(EU)議会の全体会議が7月9日、フランス・ストラスブールで開かれ、北京五輪、四川大地震発生後の中国人権状況について討論が行われた。EU議会の複数党代表および議会議員らは中国共産党(中共)が行い続けている人権侵害を非難し、EU議会ハンス・ゲルト・ペテリング議長は、北京五輪への不参加声明を発表した。
会議で、EU議会のスコット副議長は仏ユーテルサット社事件および法輪功学習者・曹東さん、牛近平さん、張連英さん、人権弁護士の高智晟氏および胡佳さんが受けた迫害について発言した。スコット副議長の発言内容は次の通り。
議長、まず、私は四川大地震で家族や親族を失い、地震によって苦しんでいる人々へ哀悼の意を申し上げます。
ここで、私はサルコジ仏大統領が今日、五輪の開幕式に参加するとの発表について、特にヨアン・ピエール・ヨエットさん(欧州事務を主管する仏国務秘書)に対して、意見を述べたいと思います。
フランス・アルザス地方の地元紙「Les Dernieres Nouvelles d’Alsace」の7月14日付社説は、「欧州が投降した」という見出しになっていました。仏サルコジ大統領が五輪に参加することを明らかにしただけではなく、6月16日にユーテルサット社の衛星を通じて中国に向けて放送している新唐人テレビ局は、仏政府の許可の下で放送停止されました。この状況は過去にも起きたことがありました。しかし、私はここで、仏政府に対して、新唐人テレビ局の中国向けの放送を再開させるようお願いしたいと思います。
今日、私は国連反拷問・宗教自由専門委員会に、2年前に私が北京で連絡を取っていた中国人たちに関する報告書を提出しました。その中の曹東さんは中国北部の刑務所で絶え間ない拷問を受けています。牛近平さんは2008年4月20日に再逮捕されて、拷問で苦しんでいました。彼の妻・張連英さんも何度も拷問を受け、4度にわたり刑務所に入れられました。私のホームページに張さんがこれまでに受けた50にもわたる拷問に関する文書が掲載してあります。高智晟さんはキリスト教を信仰する弁護士ですが、今年初めに高さんはひどく虐待されたことを知っています。彼は今でも監視されています。そして、胡佳さんはEU議会人権委員会支部で証人として出たために拘束されました。
これはまさに、恣意的、残忍で偏屈な政権です。我々は政治とスポーツを分けなければなりません。サルコジ大統領を北京から離すべきです。
(記者・李孜、翻訳/編集・余靜)
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