【大紀元日本6月7日】中国四川省成都市で6月5日、バス火災が発生し、死者25人、負傷者76人が出ている模様。負傷者の中で、20人が重傷で、4人が危篤状態である。乗客によると、中身が不明な液体の入ったタンクを持って乗車した男性が、途中でそのタンクを故意にひっくり返してから大惨事になったという。当局は、事故原因は機械故障による自然発火とは断定できないとし、人的要素による可能性があると示した。
「中国青年報」によると、5日午前8時2分、成都公共交通公司の9号路線バスは運転中に突如の火災に見舞われ、バスは強い炎と黒い煙に包まれて、髪の毛や衣服が焼かれた十数人がバスから飛び降りて床に次々と倒れた。数分間で、バスの座席部分は全部焼け焦げて、骨組しか残っていないという。
報道では、今回の火災の死者や負傷者の殆どがバスの後方に集中しており、前方の乗客は軽傷が多かったとし、火災はバス後方にあるエンジンから発火したとみられる。
事故からの生存者および現場の多くの目撃者によると、今回のバス火災は車体からの発火ではないという。成都市交通委員会主任・胡慶漢(フー・チンハン)氏は記者会見で、事故現場の床に油漏れの跡はなく、バスのエンジンに付いているベルトも破損していないし、ガソリンタンクに107リットルのディーゼルが残っているし、燃料の使用量はそれまでに走行したキロ数と合致していることから、火災を引き起こした原因はエンジンではないとし、人的要素の可能性を排除しないことを示した。
(翻訳編集・余靜)
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