ラムズフェルド米国国防長官、脱党を擁護

【大紀元日本6月2日】メモリアル・デー(米国戦没者慰霊祭の日)の前日の5月29日、一万人を超えるアメリカ人は中共脱退運動の応援署名活動に参加し、中国人民の選択を尊重するようにと中国政府に呼びかけた。ラムズフェルド米国国防長官も署名をした。

5月28日、ワシントンの民間の数団体は合同で「200万人の中共脱退を応援し、脱退者逮捕を即停止するよう」をテーマとする署名活動を行った。5月29日、メモリアルデーの活動に参加するために、全米から数十万人がワシントンD.C.に集まった。29日午後、ラムズフェルド米国国防長官は脱退応援署名活動の現場を通りかかり、あるボランティアが同長官に中国で起こっている中共脱退運動を紹介し、資料を渡した。長官は資料に目を通した後、署名をした。

ラムズフェルド米国国防長官は一貫して共産党に反対し、強硬派として知られている。

ラムズフェルド米国国防長官の署名(大紀元)

(ワシントン・季達華)
関連記事
歴史的な経験から、米国が共和党政権になったとき、韓国が左翼政権になれば、在韓米軍撤退が進展することになる。2024年米大統領選の結果によっては、日本を取り巻く国際環境が大きく変化するのだ。
中国共産党が「百年の詐欺」と称する戦略を展開し、ロシアのプーチン大統領を利用してヨーロッパを混乱させようとしている。プーチンの核ミサイル演習が意味するものは何か。また、習近平のヨーロッパ訪問がもたらした影響は何か。この記事では、中国共産党の詐欺的戦略がもたらす国際的リスクと、それに対するプーチンの対応について探る。
中国共産党が5月1日、初めて海上試験に送り出した。上海を出港したこの空母は、電磁カタパルトシステムを備えた初の中国空母であるが、アメリカの核動力空母と比較すると、規模と動力の面で劣るとの指摘が最初からあった。
私は経済記者として1990年代後半から日本経済、そしてさまざまな産業を見てきた。中でもエネルギー産業の持つ力の巨大さ、社会全体に影響を与える存在感の大きさが印象に残り、働く人の真面目さに好感を持った。特にその中の電力産業に関心を持った。
イスラエル・パレスチナ問題をめぐる分断は米国社会に大きな爪痕を残している。年末に米大統領選を控えるなか、中国共産党が背後で影響力を行使していることに警戒しなければならない事態となっている。