欧州連合憲法、オランダでも否決

【大紀元日本6月2日】中央社6月1日ハーグからの報道によると、オランダ国民は同日に行われた投票の中で、圧倒的な多数で欧州連合憲法の批准を否決した。出口調査によると、反対63%、賛成37%であるという。これはフランスの国民投票に続いて、欧州連合初の憲法が喫した二度目の失敗であり、他の国に重大な影響を与えかねない。

オランダのバルケネンデ首相はこの結果を受け、「非常に遺憾である」と述べたと同時に、この結果を尊重する意向を示した。また、他の加盟国が欧州連合憲法の批准手続きを引き続き進めるようと述べた。

また、今回国民投票の投票率は62%に達していることと、国民は憲法の批准について熱い議論を広げていることに対し、バルケネンデ首相は歓迎の意を表した。

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