オランダで52日間空き家に閉じ込められた子猫が奇跡的に生き延びる

オランダのフラールディングという町で、52日間も空き家に閉じ込められていた子猫が奇跡的に生き延びました。 

Euro Weekly Newsによると、8月下旬、フラールディングにある空き家の新しいオーナーは、競売で購入した古い家を初めて見に行きました。 

彼らが玄関を開けると、栄養失調のぶち猫が、家から逃げ出そうとしているのを見て驚いたといいます。 

彼らはフラールディング動物保護センターに連絡し、スタッフが子猫を保護し、状況を調査しに行きました。 7月初旬に、元の飼い主が食料や水を置いたまま失踪したため、「フィン」と名付けられた子猫は、自力で生きなければならなかったのだといいます。 

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動物保護センターは、この家のどこかで水道水が漏れており、その水をフィンが飲んでいたのではないかと指摘しています。獣医師がフィンを診察したところ、フィンの排泄物には細かい紙がたくさん混じっていました。つまり、フィンは紙を食べて生き延びようとしていたのです。 

動物保護センターのスタッフによると、フィンは栄養失調のように見えたものの、健康状態は良好だったそうです。しかしフィンは、家の中での体験がトラウマになっているためか、人を怖がり、とても引っ込み思案な様子を見せているそうです。 

動物保護センターでは、フィンが完全に回復することを期待しており、適切な里親を見つけたいと考えています。 

オランダの動物保護協会のDik Nagtegaalさんは、「フィンの容態が改善されることを願っています。このように長い時間が経過した後なので、常に注意しなければなりませんが、フィンは元気なようです」と語りました。 

警察は、フィンの元の飼い主を探しています。フィンを遺棄したことで、動物虐待の罪に問われるかもしれません。 

一方、フィンの医療費を捻出するために、クラウドファンディングサイトで募金活動が開始され、これまでに数千ユーロの寄付金が寄せられているとのことです。

(翻訳・井田千景)