「PCR検査」と羊を連れ去り、実は殺して食べた=中国河北省

2022/03/22
更新: 2022/03/22

河北省滄州市近郊に住む飼いの男性はこのほど、SNS上の動画で複数の政府職員がPCR検査を受けさせるとして無理やり羊を連れ去ったと訴えた。のちに、羊は職員らによって食用されたことがわかり、話題となった。

動画は、河北省滄州市の村民と名乗る年配者が3月15日に投稿したもの。放牧中にパトカーに乗って現れた制服姿の7、8人が「PCR検査を行う」と称し、一頭の羊をさらっていったという。

動画はネット上で議論を呼んだ。 中国メディア「瀟湘晨報」によると、地元政府関係者は同紙の問い合わせに対し、男性の話は事実であり、現在、公安当局が調査中であると回答した。

現地当局の事情説明という文書がネットに掲載された。それによると、村の幹部は後に男性に2600元(約4万8千円)の賠償金を払い、男性と和解した。羊を連れ去ったのは中共ウイルス(新型コロナウイルス)対策の実施状況を巡回する警備員だった。

SNSに投稿された地元公安局の内部通達によれば、羊は屠殺され、一部はすでに食用された。

同市政府は3月19日、公式微博アカウントで関係者らに行政処分を科したといったん通達した。その後、通達文は取り下げられたが、理由は不明。

(翻訳編集・叶子静)

関連特集: 社会問題