フランスは熱波に襲われ、オゾン濃度が増加傾向

【大紀元日本7月19日】中央社の報道によれば、フランス東南部のローヌ渓谷は、熱波に襲われ、熱波注意報が発令された。フランスの多くの地区では、日中35度を超え、平年の気温より5~10度が高い。また、高温の他、オゾン濃度の増加も危険を増している。フランスの気象庁はパリ地区、東南部のローヌ渓谷地区及び東部において、オゾン濃度が高い傾向にあると発表。衛生部は既に二千六百万ユーロの予算を捻出し、各地の老人ホームや介護施設の人員補充に当たる。

2003年の熱波による死者が一万人を超えたことに鑑み、フランスの各地医療施設の九割以上は冷房設備が整備されているという。フランス政府は今年、体力が衰えた老人の他に、街頭をさまよう浮浪者に対しても予防対策を強化する方針。7月13日、14日、既に二人の浮浪者が熱中症で死亡した。

関連記事
中国の盧沙野・駐フランス大使は3日、仏メディア「BFMTV」の番組に出演した際、米国のペロシ下院議長の台湾訪問 […]
フランスの放射能測定調査民間機関、クリラッド(CRIIRAD、放射能調査情報提供独立委員会)はこのほど、昨年中国広東省にある台山原子力発電所で起きた放射性物質漏えいについて、仏電力会社(EDF)に説明するよう求めた。
仏誌「シャランジュ(Challenges)」電子版15日によると、同国の財務監察総監(IGF)は今年初め、秘密防衛報告書を政府に提出し、中国などの外国勢力がフランス高等教育機関に浸透工作を図っていると警鐘を鳴らした。
2月4日に開幕する北京冬季オリンピックについて、仏誌「ル・ポワン」は「史上もっとも白けている冬季五輪」と形容した。
フランス下院は20日、中国共産党による新疆ウイグル自治区の少数民族に対する反人道罪を非難する決議案を賛成多数で採決した。議案はウイグル人への大量虐殺を公式に議会が認めると記し、政府に対して対中外交措置をとるよう求めた。