ブラジル:対中国の貿易制裁を検討

【大紀元日本10月12日】10月初頭、北京での貿易会談が失敗に終わったブラジル政府は、ブラジルに輸入される中国製品に対する割り当て額の制限、または関税引き上げなどの貿易制裁を実施する方針を固めた。

昨年、ブラジル及びラテンアメリカの数カ国が中国に対して、「市場経済地位」を与えた事により、中国製の衣料品、靴類、玩具、タイヤ及び車の部品などが大量に南アメリカ市場に輸入された。以来、それらの安価な製品が地元の同業者を脅かしている。

自国の産業を保護するため、アルゼンチン、コロンビア及びメキシコなどのラテンアメリカの国々は、すでに中国に対して輸入額の割り当て政策を実施した。

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