ポーランド大統領、「中国は今変革の最中」

【大紀元日本2月12日】米ブッシュ大統領と2月9日にホワイトハウスで会談をしたポーランドのレフ・カチンスキ大統領は、会談後の共同記者会見で、「中国は今変革の最中にある」との見解を示した。

カチンスキ大統領は、昨年12月に大統領に就任し、米国を訪問したのは今回初めて。ブッシュ大統領との会談を終えた後の共同記者会見で、大紀元時報の記者が、「九評共産党」発表後、中国で8百万人近くの国民が中共離脱声明を出したことに関して、カチンスキ大統領の見解を伺ったところ、同大統領は、ポーランドでも共産政権が崩壊する前に、同じく脱党運動が繰り広げられたと説明した上で、「中国は今変革の最中にある。経済制度はすでに共産主義ではなくなり、必ず政治改革に影響を与える」との見解を示した。また、同大統領は、ポーランドは中国と友好関係を結んでいるが、中国の民主化を支持すると強調した。

(記者・イピン)
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5000年来、中華民族は黄河と長江が育んだこの地に生まれ、生活し、数十の王朝を経て、輝かしい文明を築き上げてきた。その間、栄枯盛衰を繰り返しながら、怒涛の如き壮大なる、感動の絵巻を展開してきた。
「説文解字」によると、「党」という字は、即ち「尚(なお)黒(くろ)」の二文字からなる。「党」、「党人」など、中国語の.中では貶す意味がある。孔子曰く「君子は矜(きょう)にして争わず、群して、党せず」。「論語」の注解よると、党とはお互いの悪と不正を隠し合うものである。中国の歴史の中にある小さな政治集団は、「朋党」とよく呼ばれるが、中国伝統文化の中では、良くない概念であり、徒党を組んだ悪い仲間という意味である。「党を結び」というと、「私利を営む」ことが連想される。