【ベルリン便り】森と湖の都市、ベルリン

【大紀元日本8月20日】ベルリンというと、ヒットラーの政治とその終焉、社会主義政権とベルリンの壁、そして、その崩壊など・・・ドイツ激動の歴史を思い浮かべる向きが多いことだろう。しかし、その中で暮らす市民に憩いと安らぎをもたらしてきた美しい自然については、あまり知られていないのではないだろうか。市街地に広がる広大な緑地、林、その間に点在するや河川、運河など・・・。

湖に浮かぶヨット(ベルリンにて、写真=大紀元)

7週間におよぶ熱波も去り、ベルリン本来の爽やかな夏がもどってきた。観光客を満載した水上観光船が水路を通り抜けて行く、湖にはヨットが浮かぶ。シュプレーバルトの森を迷路のように流れる水路ではカヌーや小船が行きかう。森は市街地に隣接し、その中に広がる緑の芝生はベルリンっ子の日光浴場である。

ベルリンの湖沼・河川・運河などの水面積は51.7平方キロメートル、全体の7%を占める。橋の数が1700、これはアドリア海の水都、ベニスを上回っているという。森林や緑地が全面積の40%を占め、人口一人当たりの緑地面積は北半球の都市の中では一番、ともいう。

大小数多くの湖、それをつなぐ水路、町を東西に横切るシュプレー川、南北に流れるハーフェル、これらがブランデンブルグの水路網につながり、さらにヨーロッパ各都市へと広がって行く。ベルリンの水路は市民の憩いの場であると同時に、水上輸送にも重要な働きをしている。

(ベルリン記者=門脇)