フィンランド:中国の臓器狩り事件に注目、各メディアが報道
【大紀元日本9月10日】カナダ独立調査員デービッド・キルガー氏およびデービッド・マタス氏は9月6日午前、フィンランドの首都ヘルシンキで記者会見を開き、中国共産党(中共)政権が生きた法輪功学習者を対象に、臓器を摘出していることについての調査報告を紹介した。フィンランド国会議員・緑の党のヘタラ党首は、会場へ応援に駆けつけた。フィンランドの公用語であるスウェーデン語およびフィンランド語の多数の主要メディアは、アジア・欧州会議(ASEM)に関連づけて同件を報道した。また、国会では、アジア・欧州会議の事前の打ち合わせに、同件を提起する予定でいるという。
*元ナチス兵士の願い
マタス氏は記者会見で、中国で起きている臓器狩り事件の調査について、中国大使館は独立調査団に対してビザの発給を拒否したため、調査団はあらゆる方法で関係する多くの証人をインタビューし、中国で働いている医療関係者たちに対して、電話での取材をし、計18種類の証拠を集め、中共が生きた法輪功学習者から臓器を摘出し、販売していることは今現在も中国で行われていることを明らかにしたと説明。
関連記事
中国の強制臓器収奪や中国への渡航移植に対して台湾はどのように法制化をしたのか。台湾の黄千峯医師は日本では、この問題を真に表面化して議論しておらず、無関心が被害を拡大させると警鐘を鳴らしている
強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)がオンライン・フォーラム開催。中国での法輪功迫害と臓器収奪を「冷たいジェノサイド」として検証。12月9日、10日にライブ視聴できる
習近平の「150歳」発言が火付け役。共産党エリートだけが享受する「981長寿プロジェクト」の実態を追う。軍病院、臓器収奪、検閲——権力者の命を延ばすため、無実の命が犠牲にされる恐怖のシステムとは?
人間の生命の尊厳を回復させるために果敢な行動を取ったケネディ保健福祉省長官は称賛に値する。米国保健福祉省(HHS)は、「死亡ドナー規則」に違反したアメリカ内の病院を摘発。これらの病院では、完全に死亡していない可能性のあるドナーから臓器が摘出されていた。
東京の文京シビックホール展示室 2で、11月10日から3日間、生体臓器収奪の闇をポスターというアートで暴き出したポスター展が開催される。そこには全日本人が知るべき中国の臓器狩りの実態が表現されている