脱党の波は公開化の臨界点に近づく

【大紀元日本11月9日】先月台湾に亡命するも同政府から香港に強制送還された中国山西省政府高官・賈甲氏はいまタイに滞在し、第三国による亡命受け入れを待っている。もし彼は中国へ送還されることになれば、間違いなく迫害を受け、甚だしきに至っては拷問などで死ぬかもしれない。全世界脱党支援センター責任者の高大維博士がこのほどブッシュ大統領に91の実例を集めた書類を提出した。その中の被害者はすべて『九評共産党』と脱党の情報を広めたために迫害された者であり、現在2人の死亡者まで出ている。案件は全国で10以上の省、直轄市にわたって発生し、賈氏の山西省太原市も含まれる。

国外の多くの政治家は、中国共産党との商売を中国の民主化を推進する上重要な手段と考えている。このような手段が有効かどうかは別にして、少なくともこの人たちは中国の民主化が中国にも世界にもプラスと認めている。今こそこれらの政治家は態度をはっきり示す時ではないか。

罪に罪を重ね、決して改良できず、権力の放棄も不可能な、このような中国共産党に対しては、終焉させる最良の道は中国民間の力を助けることだ。「九評共産党」と「三退」(脱党、脱団、脱少先隊)はまさに「戦わずして人を屈させる」平和的な力である。

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