中国中流階級の抵抗=ニューズウィーク誌
【大紀元日本11月30日】ここ20数年間、中国の中流階級は国内の経済改革に喝采するが、中共当局の政治、言論自由及び人権などのあらゆる面の圧力に対して見て見ぬふりをしてきた。しかし最近、中流階級の中に、自分の権益が中国共産党の圧力を受ける際立ち上げて中国共産党の独裁に抵抗し始め、自分の権利を守るために勇敢に立ち向かう人たちが増えている。米誌ニューズウィーク11月27日号は、中国中流階級の当局に対する抵抗について詳細に報道した。
報道によると、中国人はこの20数年間、特に高い教育を受けた中流階級は多くの妥協の中で生きているという。彼らは中国での資本主義の経済改革に喝采するが、政治面の圧迫、及びさまざまな面の圧迫に対して見て見ぬふりをしている。中には、海外に留学して、帰国後同僚の倍ぐらいの給料を稼ぐ者もいれば、農村から脱出でき大学に入った者もいる。他にビジネスを始める者、又は専門技術を持つ者も多くいる。
しかし、このような政治に無関心な態度は永遠に続くわけにはいかない。特に、中国共産党が報道や宗教、社会問題、インターネットへの情報コントロールの強化を推し進める一方で、勇気を持って中国共産党の独裁的な政治体制に抵抗する特権階級層がだんだん多くなっている。中国の改革にはもう一つの側面があると彼らは俄然意識した。それに政治的な目的には、追求するだけの意味があるものもあると学んだ。ブログネットワーク「グローバル・ボイス・オンライン(Global Voices Online)」 の創設者の一人であるレベッカ・マッキノン氏によると、自分と他の人のブログにアクセスして意見を発表する中国の中流階級がだんだん多くなっているという。同氏は、自分のネットワークを通して中国の人たちに真相を伝え、それらの中国人が自分の政治的目標を公に言えるように努力したいと言う。