ベトナム南部、鳥インフルエンザ感染発生

【大紀元日本12月21日】英BBCの報道によると、過去2週間、ベトナム南部メコン川デルタにある2つの省で、5500羽の鴨と500羽の鶏が死んだという。一方、ベトナムの衛生部関係者は、同国南部に高病原性鳥インフルエンザのH5N1型ウイルス感染が発生したと明らかにした。

ベトナムは2003年末に初めて鳥インフルエンザの感染が発生し、当時は42人が死亡した。その後、当局は、大規模の家禽処分およびワクチン接種により、過去1年間には鳥インフルエンザの感染はなかった。関係者によると、今回は死亡した家禽を出した農家たちはすべて不法飼育であるという。

ベトナム動物衛生部門は、メコン川デルタ一帯の農民は往々にして死んだ家禽を河の中へ投げ捨てるため、感染はメコン川に沿って拡大する恐れがあると警告した。

世界保健機関(WHO)の統計によると、2006年11月29日までに、世界で258人が鳥インフルエンザに感染したとし、その内の154人が死亡したという。

関連記事
香港メディアによると、ベトナムの漁師らは南シナ海での中国海警局による攻撃が常態化していると訴えた。近年、ベトナ […]
麻薬中毒で生活は荒れ果て、窃盗の罪を犯して刑務所に入ったチョン。しかし彼は獄中で出会ったある本によって新しい人生を得ることができた。
ベトナム税関の統計によると、昨年の日本とベトナムの貿易額は約427億ドルとなり、初めて400億ドル台に達したという。また、ベトナムの昨年の輸出額、輸入額はともに過去最高を更新した。1月26日に同国の関税オンラインニュース
北京冬季五輪を控えた中国の厳格な国境管理により、ミャンマーやベトナムからの果物輸出が停滞し、輸出業者が苦境に立たされている。トラックの滞留により産物が腐敗するなど、業者は深刻な経済的打撃を受けている。ラジオ・フリー・アジ
ますます攻撃性を増す中国の主張に対する懸念が高まる中、日本とベトナムは速やかな軍事関係強化を目的として、2021年11月下旬に「サイバーセキュリティ分野での協力に関する覚書」を締結した。