【草木染めの植物】梅

【大紀元日本2月11日】早春に咲くこの花は、一名を魁(さきがけ)といいます。中国原産のばら科の落葉高木で古い時代に渡来したと思われ、園芸種も多くあります。果実は食用として重宝されます。青は燻製にして烏梅(うばい)をつくり、薬用に供されます。

古代から幹材を染色に使用しました。心材の赤い部分を用いると、かなり赤い色相が得られます。肌色や鼠色(梅鼠)を染めます。江戸時代には、梅と楱の木の煎汁は梅屋渋と名付けられ、媒染剤として繁用されました。

(文・ハナビシソウ)
関連記事
人生の黄金期に入り、コストが低く快適な退職生活を送ることができる場所を選ぶことは非常に重要です。幸い、地球上にはアメリカよりも生活費が低い国が多くあり、その中の7カ国では、月に10~13万円前後の支出で楽しい退職生活を送ることができます。
多くの人が長生きして幸せになりたいと願っていることでしょう。これはどこの国の人にとっても共通の願いです。実は長 […]
アメリカのリーバイス(Levi’s)は、デニム生地とジーンズの製造で有名であり、その製品は世界中で販売されています。ジーンズをいつ洗うべきかという問題に対して、同社の最高経営責任者が自身の考えを表明しました。
古代中国では、二輪の戦車は戦場に欠かせない乗り物でした。紀元前2000年ごろの夏(か)の時代に現れ、歩兵や武器を戦場で移動するために使われました。
地域や王朝によって形の異なる太鼓が生まれ、それぞれ異なる場面で使用されました。