中国河北省:生活苦の農民ら、「立て抗」に忍び込み生き埋め

【大紀元日本2月15日】1月31日午前、河北省武安市百官村の廃虚となった「立て抗(垂直に掘り下げた鉱床)」で、村人3人が忍び込んで鉱石を拾っていたところ、武安市安全管理局の埋め立てに遭い、立て抗下で生き埋めになった。事情を察知した村人が当局に通報し、三人は救出され無事を得た。

河北省は、中国で最も重要な鉄鋼生産基地の一つであり、最大の鉄鉱石生産地だ。鉄鋼原石は、全国でも30%の生産高で、2005年までに河北省の鉄鉱石企業は274社を数え、全国でもトップだ。

ここ数年、鉄鋼工業の急速な発展に伴い、「小鉄鉱石」の需要が増大した。これら「小鉄鉱石」に対する法制観念が薄いために、資源の争奪、乱獲・乱開発、鉱山事故などが多発し、安全生産面がなおざりにされてきた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の病院で5か月乳児が手術中に死亡。医療ミスは認定、しかし実名非公表の処分発表。手術の記録は残らず、責任者不明のまま。これで納得できるのか。
中国で外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持する人に対し、入出国時に戸籍抹消や入国拒否を求める動きが広がっている。専門家は、人口管理や社会保障、将来の有事対応など、複数の狙いが背景にあるとみている
中国各地でインフルエンザの流行が拡大している。特に若者、子供の重症化や死亡例が多く、保護者の不安が広がっている
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという
台湾総統を批判するはずの記事が、なぜか失業相談でいっぱいに。 批判より先に、仕事が必要だった。