地球温暖化、冬眠しないヒグマ=中国青蔵高原
中国メディアによると、地球温暖化に伴い、中国青蔵高原のヒグマの冬眠時間が大幅に減少しており、中には冬眠しなくなったものもいるという。ヒグマは冬に食べ物が見つからなければ、民家やテントに入り込み食べ物をみつけようと家内を荒らすので、チベット遊牧民族の生活に影響をもたらしているという。
上海「新聞晨報」は7月4日に、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)は中国中央科学院専門家と協力して行った研究によると、青蔵高原は世界的気候温暖化の「被害者」になりつつあると警告した。
専門家たちの予測によると、地球の気温がさらに上昇すればと、青蔵高原における気候がさらに極端な状況が現れると警告し、氷河の萎縮、湖の減少および凍土活動層の下降をもたらすほか、気候が温暖になると青蔵高原のチベット遊牧民族の生活にも影響を与えると指摘した。
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