ファンタジー:個人タクシー「金遁雲」の冒険独白(7-1)
【大紀元日本7月9日】私は、時々仕事に疲れると、新宿御苑や明治神宮といった大きな公園に行くことにしている。東京のような都会で運転を続けていると、精と根が擦り切れてくるからだ。樹木が鬱蒼と茂る御苑の中で、煉功し座禅していると二時間位で「精」「気」「神」が回復しているのが実感として分かる。
それにしても、私がここ東京で気になることがある。それは、このような公園の一角にある廃材置き場や朽木の中に、捨て猫がひっそりと暮らしていることが多いことだ。この日も、私がとある御苑内の一角で煉功していると、朽木の中から「ミャー」という声が聞こえてきた。みると、母猫を中心に可愛い子猫が六匹ほどいる。捨て猫なのだろう、どの子猫も痩せて食料に困っている様子だ。
私は、修煉者なので土地の気がどこがベストなのか、肌で知っている。一方、こういった獣たちも本能でこういった所で傷を癒したり、休んだりするので対面することが必然的に多くなる。私は、こういった猫たちを見ると、「あ~可愛そうにな!捨てられた君たちが悪いんじゃない!飽きて捨てた人間の方が悪いんだよ!」と言って、パックの牛乳やソーセージなどを与えるのが常だ。
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