【中国のことわざ】奇貨可居
【大紀元日本9月16日】【奇貨可居 qí huò kě jū 】奇貨おくべし。珍しい良い品は、あとで利を生むから大事にする。珍しい財物は蓄えておいて、高い値段になるのを待つのが良い。→絶好の機会を逃さないようにすること。
戦国時代、当時の諸国は王子を人質として交換し、同盟を結んでいた。秦の商人・呂不韋(りょふい)は、趙の都・邯鄲(かんたん)で商売をしていたとき、秦昭王の孫・子楚(後の秦庄㌶王)が趙に人質として預けられているのを知った。しかし、秦は趙にたびたび攻め込んでいたため、趙は子楚を丁重に扱わず、ゆえに、子楚の生活は困窮していた。呂不韋は、その様子を見て気の毒だと思い、「奇貨可居」とつぶやいた。
紀元前250年、秦昭王の子の秦孝文王が王位継承したが、正妻の華陽夫人には子供がなく、そのため世継ぎは決まっていなかった。子楚は、孝文王の十数人の子のうちの1人ではあったが、世継ぎになるには不利な立場だった。しかし、呂不韋は、もし子楚が王位継承できれば、自分も利を得るだろうと思って、大金を使って、華陽夫人の弟陽泉君を買収し、ついに子楚を秦の王にすることに成功した。結果、自分は丞相(首相)となって国政を執ることになった。
関連記事
認知症は早めのケアで進行をゆるやかにできる可能性があります。中医学の視点から、日常に取り入れやすい養生スープと頭・耳のセルフマッサージを紹介。食事と習慣で脳を守る具体策が分かります。
がん治療に新たな可能性――改造した細菌が腫瘍の内部で増殖し、がんを内側から分解するという研究が進んでいます。無酸素環境を利用した革新的な治療法とは何か。最先端の合成生物学が切り開く新しいがん治療の可能性を紹介します。
歯磨きやフロスを欠かさないのに虫歯や歯周病が気になる――そんな人は少なくありません。実は口内環境のバランスが鍵になることも。注目されるキシリトールの働きと、口腔健康を守る新しい視点を専門家の研究とともに解説します。
健康のために飲んでいる薬やサプリ、実は普段の食べ物がその効果を弱めたり強めたりしているかもしれません。グレープフルーツや緑茶、イチョウ葉など、身近な食品と薬の意外な相互作用を専門家の解説でわかりやすく紹介します。
春は牡蠣が最も肥える季節ですが、食べ方によっては体に重さや冷えを感じることもあります。にらやしょうがなどと組み合わせることで、春の気の巡りを整え、体にやさしい一皿になります。