中国製ブレスレットで男児中毒、20万個のリコール=米国
【大紀元日本9月26日】中国製ブレスレットの販売収益100万米ドル(1億円以上)をマサチューセッツ総合病院へ寄付したボストンがん慈善団体「フレンズ・オフ・メル・ファンデーション(Friends of Mel Foundation、以下、FMF) 」は9月21日、販売したブレスレットが基準値以上の鉛を含有していたことから、過去2年間にさかのぼり、20万個の回収を発表した。
米「ボストン・グローバル(Boston Global)」紙によると、FMFは今月、9歳男児が同ブレスレットに含有する重金属・鉛を摂取したため、中毒症状が現れたという通報を電子メールで受け、「マサチューセッツ・マテリアルズ・リサーチ(以下、MMR)」という実験機関へ調査を委託し、ブレスレットの分析を行ったという。
MMR社によると、ブレスレットについているビーズは重金属の鉛を含んでいないが、ビーズを繋ぐ銀色のリンクが高含量の鉛を有するという。FMFスポークスマンのジャッキー・ハスコビッツ氏によると、カラーのビーズは中国およびトルコから輸入したが、銀色のリンクはすべて中国製。
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