中国貴州市タイヤ工場、農民工の過酷な労働

【大紀元日本9月27日】写真の人々は中国貴州省の農村の出稼ぎ農民、いわゆる「農民工」である。貴陽市のあるタイヤ工場カーボン・ブラックすす)を運搬する仕事に従事している。記者は取材で工場を通りかかったところ、きつくて汚い作業現場を目撃した。

カーボン・ブラックは非常に細かく黒い粉末であり、浸透力が強くて、あらゆる隙間に入り込むという。カーボン・ブラックを運搬する際、農民工達はほとんど服を着ずに作業を行うため、目と歯以外全身真っ黒になっている。最も驚くのは農民工達が防塵マスクを着けていないことだ。一日の作業で相当の粉末を吸い込んでいるはずである。

最初は、写真を撮らせてくれなかった。仲良くするため、記者は彼らと雑談した。就業時間は決まっておらず、貨物列車が来ると、仕事が始まる。一回二車輌分で、十数人で十数時間をかかる、給料は月に1000元(1万5千円)ぐらいだ。

(翻訳/編集・侍傑)
関連記事
ワシントン - ジョー・バイデン大統領は5月7日、ユダヤ人に対する憎悪が「あまりにも多くの人々の心に深く根を下ろしている」と述べ、「米国と世界中で猛威を振るう反ユダヤ主義の潮流」に対抗するため、全米国民に本政権を支持するよう呼び掛けた。
地球温暖化による損害賠償を民間企業に義務付けるバーモント州の法案が、ビジネス環境を悪化させ、すでに資金繰りに窮している州民のエネルギー価格を上昇させるのではないかという懸念を呼んでいる。
「信念を貫き、モラルを守れ」、米最高裁判事がアメリカの現状に警鐘を鳴らした。外の世界は厳しい。おそらく、ここしばらくの間で最も厳しい状況でしょう。しかし、だからこそ、あなたの貢献が重要なのだとアリート判事は述べた。
5月13日、フィリピン政府はビデオを公開し、中共が疑念を持たれながらも、南シナ海におけるフィリピンの排他的経済水域内の島々や礁に土砂を投入し、埋め立て活動を行っていると批判しました。フィリピンは船を派遣し、中共の動向を監視している状況です。
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。