中国貴州市タイヤ工場、農民工の過酷な労働
【大紀元日本9月27日】写真の人々は中国貴州省の農村の出稼ぎ農民、いわゆる「農民工」である。貴陽市のあるタイヤ工場でカーボン・ブラック(煤=すす)を運搬する仕事に従事している。記者は取材で工場を通りかかったところ、きつくて汚い作業現場を目撃した。
カーボン・ブラックは非常に細かく黒い粉末であり、浸透力が強くて、あらゆる隙間に入り込むという。カーボン・ブラックを運搬する際、農民工達はほとんど服を着ずに作業を行うため、目と歯以外全身真っ黒になっている。最も驚くのは農民工達が防塵マスクを着けていないことだ。一日の作業で相当の粉末を吸い込んでいるはずである。
最初は、写真を撮らせてくれなかった。仲良くするため、記者は彼らと雑談した。就業時間は決まっておらず、貨物列車が来ると、仕事が始まる。一回二車輌分で、十数人で十数時間をかかる、給料は月に1000元(1万5千円)ぐらいだ。
関連記事
宏福苑火災の発生後、警報システムや工事監督の在り方を問う声が強まっている。しかし、独立調査を求めた学生の拘束や大学内掲示の封鎖など、市民社会の活動に対する制限も目立ち始めた。火災対応を通じて、香港の統治や言論環境に変化が見られる
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている