雨靴をはいた子豚=英国

【大紀元日本6月15日】英国に、雨を履いた子がいる。ただ、雨を避けるためではなく、この子豚が泥を嫌がるので、その家の少女が雨靴を履かせることを思いつき、他の子豚たちと同じように思いっきり泥遊びができるようにしたのだという。

豚は泥の中を転げ回って遊ぶ習性があるが、このグレーという名の生後6ヶ月のメスの子豚はきれい好きで、泥を見ると、2本の前足が汚れるのを嫌がるのだという。これをみたその家の12歳の少女が、グレーのために小さな雨靴を探してきて履かせることを思いついた。靴は前足にぴったり合い、この雨靴を履いたグレーはやっと泥の中に一歩踏み出し、他の兄弟たちと一緒に泥遊びを楽しむことが出来るようになったという。

この雨靴を履いた子豚は、幸運なことに屠殺場に送られソーセージにされるのを免れ、現在は農場のマスコットに選ばれて農夫協会の慈善金を募るために貢献しているという。

(翻訳・坂本)