2009神韻世界ツアー、米国で幕開け

【大紀元日本12月5日】中国伝統芸能の最高峰、「神韻芸術団」の世界ツアーがいよいよ今月19日、米国でスタート。同ツアーはその後三つのグループに分かれ、来年にかけて世界66都市を回り、215回の公演を行う予定。日本では、来年2月11日の東京公演を皮切りに、同月13日に名古屋、15日に広島、18日に大阪で開催される。

海外の華人アーティストで構成された「神韻芸術団」はニューヨークを拠点とし、今や失われつつある中国伝統文化の神髄を、「純善・純美」をテーマに再現することを目指している。中国の最盛期とされる唐王朝の時代から脈々と受け継がれてきた伝統文化を、歌、踊り、音楽で余すことなく現代に蘇らせる。2004年ニューヨークで行われた初ステージ以来、毎年年末から翌年の年初にかけて、北米をはじめ欧州、アジア、豪州を巡回公演している。

最新技術を駆使した躍動感溢れる大型スクリーン、各王朝時代を代表する民族舞踊、恍惚とするような二胡の音色、ダイナミックな太鼓の鼓動が天上の美をそのまま再現し、観客を魅了する。

ツアーの主催者によると、特に欧州、豪州で同公演のチケットが売り切れの状態だという。観客からは、「尊い美、清らかさ、深い慈悲が心の奥まで伝わった。思わず涙が出た」という感想が寄せられている。

海外在住の中国人からも好評だ。今年1月のフィラデルフィア公演を観賞した2人の中国人留学生は、「(この公演を見て)強く震撼した。終始、涙が止まらなかった」と語り、言葉で言い表せない程の感動と親近感を覚えたという。また、ある中国人観光客は、「これこそ、中国伝統文化の真髄だ。百回観ても飽きない」と語っている。

日本語の公式サイトはこちら、今年12月31日まではチケットの早割10%off あり。チケット予約・問い合わせは日本チケットコールセンター(03-6380-6131)まで。

(翻訳編集・叶子)