神韻東京公演「国境を越えて心に響く」 圧巻の舞台に万雷の拍手

2026/05/13
更新: 2026/05/13

神韻新紀元芸術団は5月12日、東京国際フォーラムで2回の公演を行った。会場には、衆議院議員の上野宏史氏や、日本の著名なシニアスイマーである六本木英高氏をはじめ、各界の関係者が鑑賞に訪れた。観客からは、公演の芸術性や出演者の技術を称賛する声が相次いだ。

神韻芸術団は米ニューヨークを拠点とし、共産主義以前の中国に根づいていた伝統文化の精神や美徳を舞台芸術として表現し、世界各地で披露している。公演は、古典舞踊や舞踊劇、歌曲の独唱、中国楽器の独奏など、約20の短い演目で構成されている。

衆院議員「伝統の価値を見つめ直す機会に」

5月12日午後、上野宏史衆院議員は、東京国際フォーラムで行われた神韻公演を鑑賞した(盧勇/大紀元)

公演を鑑賞した後、上野宏史衆院議員は、中国古典舞踊、オーケストラ、デジタル背景幕が見事に融合しており「非常に芸術性が高く、楽しめる素晴らしい舞台だった」と語った。

上野氏は、どの演目も印象深かったとし、とりわけ水袖の舞に心を引かれたという。「このような公演を見るのは初めてでした。特に女性たちの群舞は「すごく優雅で美しかった」と述べた。

また、優雅な動きにも強く惹かれたという。「普段、日本のバレエをよく見ているが、今回の公演には、やはり素晴らしいと感じた」

男性舞踊家の演技についても、上野氏は賛辞を辞さなかった。跳躍や回転について「非常に力強かった。舞台の中央で勢いよく回転する場面には迫力があり、男性ならではの素晴らしい踊りだと思った」と称賛した。

舞台に近い席で鑑賞した上野氏は、現場のオーケストラの演奏にも深い印象を受けたという。「演奏がとても鮮明に響き、踊りとデジタル背景幕と見事に調和していたところが非常によかった」

さらに、ソプラノ独唱についても「最後のピアノ伴奏とソプラノの歌唱は、それまでの演目とは少し趣が異なり、また別の楽しみがあった」と語った。

神韻が伝統文化の復興を目標に掲げていることについて、上野氏は「今回、実際に見て、これはすごく素晴らしい文化だと感じた。本物の舞台芸術であり、もっと多くの人に触れてほしい」と述べた。

神韻が世界各地で巡回公演を行っていることについては、中国の長い歴史文化や、代々受け継がれてきた価値観には、国や文化を越えて人々の心に響く力があると語った。

「本当に純粋に舞台としても楽しんで見られるので、ぜひ多くの人にこうした舞台に見てもらいたい」

公演には、現代中国で法輪功学習者が迫害を受けている様子を描いた場面もあった。上野氏は「中国の中で何が起きているのかは、まだまだ多くの方に知られていないと思う。日本でも十分に知られているとは言えない。今日のような舞台を多くの人に見てもらうことで、その実態を分かってもらえるのではないか」と語った。

上野氏は、神韻は伝統的な価値の大切さを改めて考えさせる公演だったと述べた。

「中国には本来、素晴らしい文化や伝統がある。しかし、それらが失われてきた面もあると感じた。今回の舞台は、私たちにとっても、また私自身にとっても、伝統の意味を思い返し、自分自身を見つめ直す機会になった」
 

著名なスイマー「中国で上演されれば、大きな衝撃を与える」

5月12日、ベテランスイマー、六本木英高さんは、東京国際フォーラムで行われた神韻公演を鑑賞した(牛彬/大紀元)

5月12日夜、日本の著名なベテランスイマー、六本木英高さんは、東京国際フォーラムで行われた神韻新紀元芸術団の公演を鑑賞した。

六本木さんは公演を「極めて素晴らしかった」と称賛し、中国伝統文化に込められた精神性を深く感じたと語った。

六本木氏は長年、マスターズ水泳の日本全国大会や国際大会で活躍し、現在も1500メートル自由形などの種目に出場している。また、審判員や中高校生への水泳指導にも携わっており、日本における生涯スポーツの精神を体現する一人として知られている。

長年、競技スポーツに携わってきた立場から、六本木さんは神韻の舞踊手たちの身体能力に特に感銘を受けたという。「バレエダンサーというより、体操のかなり高いレベルの選手のような動きも見られ、本当に素晴らしかった」

特に、女性アーティストたちが激しい演技を続けながらも笑顔を絶やさないことに、深く心を動かされたと語った。

「あれだけ激しく動けば、体力的にも相当きついはずだ。それでも観客に向けてしっかり笑顔を見せていたのがよかった」

六本木氏は「笑顔を見せられるのは、日々の厳しい練習によって自信が培われているからだ。相当な訓練を積んできた方だということが分かる」と称賛した。

冒頭で神々が天上から降り立ち、文明を開く場面については「作品全体の歴史観を示す導入として良かったと思う」と語った。

康熙帝を題材にした演目も大好きだという。

「中国の歴史には暗君もいたが、康熙帝や乾隆帝のように、いい皇帝もいた。今日は良い一日だった」

六本木さんは、現場の楽団演奏を称賛した。特に、二胡の演奏を初めて生で聴いたことが印象的だったという。

「たった2本の弦で、これほど美しい音が出せるとは思わなかった。音色が本当に素晴らしかった」

また、モンゴル草原を思わせる音楽にも惹かれたとし、中原文化だけにとどまらず「モンゴルなどの民族的な特色も表現されていた」と語った。

声楽の演目についても印象深かったという。

「とても上手で、歌声が劇場全体に響き渡っていた。音楽もボリュームが十分で楽しかった」

歌詞に込められた「人は神の生まれ変わり」といった理念についても、六本木さんは共感を示した。「確かに、そうした世界観を伝えているのだと感じた。よかった」

公演に表れていた「人間と神の繋がり」や、天や神仏を敬う伝統的な価値観についても、六本木さんは理解を示した。

「公演には、その点が表現されていた。中国の伝統的な社会に対する考え方がよく出ていたのではないかと思う」

中国伝統文化における善悪には必ず報いがあるとの考え方にも深く共鳴したという。

「因果応報で、悪いことをする者は最後には報いを受ける。そうした演目を興味深く見た」

六本木さんは、自身が以前から中国に強い関心を持っていたと明かした。

「中国にとても関心があり、中国の歴史も大変好きだ」

一方で、近代中国では文化大革命などの政治運動が起き、中国共産党による独裁を目の当たりにしたと述べた。

「残念ながら、共産党政権になってから、文化大革命など(中国文化が破壊された)中国の共産党は乱暴すぎる」

演目で法輪功学習者が迫害を受ける場面を見た際、六本木さんは、この公演に込められたメッセージをすぐに理解したという。

神韻が法輪功への迫害を芸術の形で伝えていることについて、六本木さんは大きな意義があるとした。

「芸術という形を通して、より多くの人に伝えることは、非常にいいことだと思う」

最後に、六本木さんは中国の未来への願いを語った。もし神韻が中国本土で公演できれば「絶対に(中国)国民にインパクトを与えると思う。上演できればかなりの話題になる」と語った。

 

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。