【歴史上のこの日 (5月14日)】江青の自殺

【大紀元日本5月29日】江青は1915年に山東諸城で出生、1933年に中国共産党に加入したが、かつて党を離脱したために上海で逮捕されたことがある。

日中戦争勃発後は、延安に逃れ、その後毛沢東と結婚した。文革開始以後は、中央文革小組第一副組長、解放軍の文革小組顧問を歴任した。

江青はかつて自らをこう述懐して評価したことがある。「私は毛沢東の飼い犬。咬めと言われれば、誰にでも噛み付くし、何回咬めと言われれば何回でも咬みついた」。このため文革中には、江青は積極的に画策と陰謀を巡らして、軍と党の多くの幹部を打倒した。多くの事情はこうして彼女が仕掛けたものだ。

1976年10月、江青は逮捕された。

1977年7月、江青は党から永久に追放され、1981年に死刑判決を受けるも執行猶予二年となり、その後に法に照らして無期懲役に減刑された。

1991年5月14日、北京市内で執行猶予の保護監察中にその地で自殺した。中共に売名した者の哀れで数奇な運命といえよう。

(翻訳=太源)