【台湾百景】防空演習、ひたすらがまんの30分

【大紀元日本6月30日】台北市およびその周辺地区では、今日(30日)の午後1時半~2時の間、防空演習が行われました。毎年、年に1回行われているそうで、1時半のサイレンとともに、交差点で待ち構えていた警察官が交通整理を始めます。

車は交差点近くの道路わきに避難(?)させられ、人は横断を禁じられます。

台北市はこのところ、連日うだるような蒸し暑い日が続いているため、たとえ日陰に入ってもむっとした空気が体にまとわりついてきます。そこで、交差点を渡り損ねた人は、近くの喫茶店に駆け込んで、涼みながら退屈そうに時間が経つのを待つのですが、運悪く喫茶店に入れなかったり、「たかが30分」と思える人は、2時のサイレンまで横断歩道の手前でじっと待っておくしかありません。

地下鉄は通常通り運行されていましたが、駅から外に出してもらえないので、多くの人が改札近くの通路に座り込んでいました。

地下鉄の改札口近くに立てられていた看板。今年の演習は正式には「萬安32号演習」と言うんだそうです。(写真=大江/大紀元)

ところで、「防空演習」というからには、仮想敵国がいるわけで、それはもちろんお隣の中国です。横断歩道の手前にいた50代の男性が、最近、特に経済面で急速に中国と接近してきたものの、やはり中国に対する警戒心は多くの人がかなり持っているので、こういう防空演習も必要かもしれないと話してくれました。

車は道路わきに停車して、じっと待つしかありません。(写真=大江/大紀元)

バスも例外ではありません。乗客は一人もいませんでした。喫茶店にでも行ったのでしょうか。(写真=大江/大紀元)

防空演習が始まる直前の通りの様子。(写真=大江/大紀元)

(記者・大江)