甘粛省、また2地区で土石流発生 死者・行方不明が続出

【大紀元日本8月14日】甘粛省で再び土石流が発生した。12日、舟曲県の東に位置する隴南地区とその北部にある天山市でも、大雨の影響で多くの箇所で土石流と地滑りが発生。国道を含め数十箇所の道路が中断した。13日の中国政府系の国内報道では、2地区合わせてすでに15人以上が死亡、20人以上が行方不明と伝えているが、死者の数は増える見込み。

また、12日からの洪水による被害は、13日午後6時の時点で、天水市全域、秦州、麦積など5県区20郷鎮71村で、7千46戸、3万679人に及ぶ。一方、隴南地区でも洪水が発生し、8県区15郷鎮の1万人以上が被災している。

天水市でも被害の大きい娘娘壩(は)鎮政府に状況を尋ねたところ、大雨による地滑りのため、9か所で土石流が発生した。現在、現地への本格的な立ち入り調査は行われていない。同区天水鎮の村では長さ千メートル以上、幅約10センチの亀裂が発見されている。天水鎮政府は問い合わせに対して、この亀裂による損失はなく、村民はすでに避難していると答えた。

▶ 続きを読む
関連記事
12月8日、青森県近海で地震が発生したことを受け、駐日中国大使館は11日、在日中国人に対して、中国外交部傘下の「中国領事」アプリで個人情報などの登録を呼びかけたことで、SNS上で再び「国防動員法」の潜在的リスクが話題となっている
国際社会では、モスクワと北京を同じ文脈で語ることに慣れている。「独裁の枢軸」といった表現でまとめられるが、必ずしも正確とは言えない。このことを理解するうえで、カザフスタンほど適した国はないだろう。正確な位置を即座に示せる人は多くないかもしれないが、同国はユーラシア大陸のほぼ中心に位置し、ロシアとは世界最長となる約7600キロの陸上国境で接している。
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
トラが車の後ろを本気でガブッ。中国の動物園で実際に起きた「リアル狩りごっこ」。「自家用車で安全に観察できます」その言葉を信じた結果がこれ。
中国の親が子に教える「危害を加えてでも生き延びろ」という絶望のサバイバル術。助けが来ない社会が、親たちをここまで追い込んでいる現実が重すぎる。