洪水で一日に10数本の橋が落下 通過中の列車、流される=中国四川省(写真)

【大紀元日本8月21日】四川省にある宝成鉄道・石亭江鉄橋の一部が、19日15時20分ころ、洪水で川の中に落下した。陝西省の西安発、雲南省の昆明行きのK165列車が同鉄橋を通行中、二つの車両が川に流されたが、乗客1300人は全員救助された。

18日から19日にかけて、四川省は今年最大の豪雨に見舞われ、7万人が被災、7000軒の家屋が倒壊した。事故が発生した石亭江鉄橋のほかに10数本の橋が倒壊し、死傷者が出ているもよう。200年前に建設された四川省成都市の通済橋も洪水で落下したと伝えられている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。