北京大学の天才 米名門大学の入学を放棄し出家

【大紀元日本9月17日】中国夕刊紙・北京晩報によると、今年北京大学を卒業した柳智宇さんは、米マサチューセッツ工科大学から全額奨学金を受給できるにも関わらず、入学せずに仏門に出家する道を選んだという。

今年6月、「天才」と称された北京大学卒業生の柳智宇さんは、北京郊外鳳凰嶺にある千年古刹・龍泉寺に出家し、仏門で修行することになった。

柳智宇さんは中学時代、満点で国際数学オリンピックの金メダルを獲得したことがある。当時16歳の彼は、17世紀スイス数学者のヤコブ・ベルヌーイが提出した難題に挑み、発表した論文は湖北省コンテストの一等賞を獲得するなど、将来有望の麒麟児だった。

北京大学の優秀学生 複数の人が出家の道へ

柳智宇さんは北京大学在学中、「耕読社」(学生サロン)に参加し、2008年から2年連続で同サロンの社長を務めた。「耕読社」の会員は、最初は主に儒家経典を閲読していたが、その後、「禅学」をも勉強するようになった。

元北京大学の哲学部修士で「耕読社」の創始者・初代社長のトウ文慶さんも龍泉寺に出家し、法名は「顕慶」。その後、二代目の社長が出家し、三代目となる柳智宇さんも同じ道を選んだ。

古から今日まで、多くの名人、文人が出家し、仏家の奥義を悟る道に入った。彼らがなぜ修行の道を選んだのかは分からないが、現世の名利や科学知識より、もっと人生にとって重要なことがあることを、佛教の経典に見つけたのかもしれない。

(翻訳編集・李頁)
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