【フォトニュース】自爆テロ直前に犯行メール スウェーデン通信

【大紀元日本12月12日】前日にはノーベル賞授賞式が行われていたスウェーデン首都ストックホルムで11日午後17時頃(日本時間午前2時ごろ)中心部の繁華街で突然、爆発が2回起き、1人が死亡、2人が負傷した。同国ビルト外相は同日夜、ミニブログで「テロリストによる犯行」との見方を示した。

同国通信社「TT」は、爆発の数分前に犯行予告と見られる電子メールを受け取っていた。TTによると、メールはスウェーデン語とアラビア語による音声ファイルが添付されていた。送信者は、イスラム教預言者ムハンマドに関する風刺画を描くことで知られる漫画家ラーシュ・ビルクス氏を非難し、「欧州とスウェーデンのイスラム聖戦士」に決起を呼びかけているという。

地元警察局によると、最初の爆発は16時52分、大通りの交差点に駐車されたガスボンベを積んだ車1台が爆発した。2回目は隣の交差点で起き、爆発現場近くには自爆テロ実行犯と見られる男性1人が死んでいるのが見つかった。また現場にいた2人が軽傷を負って病院へ運ばれた。

AP通信によると、偶然2回目の爆発現場近くの時計屋の中にいた元AP通信記者は「爆発はかなり大きな音で、店自体が振動した」という。音を聞き外にでた元記者は、道路に男が横たわっていたいたのを見つけた。「男の腹部から血が流れており、周辺には男のものと見られる所有物が散らばっていた。煙が男の周辺から上がっていた」という。

(FREDRIK PERSSON/AFP/Getty Images)

(佐渡道世)

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