中国、ハイリスクのスペイン国債継続購入 専門家「政治目的の投資」

【大紀元日本1月6日】スペイン訪問中の中国の李克強・副首相は5日、サパテロ首相と会談し、財政危機のスペインを引き続き支援し、その国債を購入する方針を表明した。専門家らは、このハイリスクの投資は、欧州連合の対中武器禁輸の解禁などを狙った政治目的の投資であるとの見解を示している。

李克強・副首相は4日からスペイン入りし、欧州諸国への訪問をスタートさせた。出発直前の同副首相は、中国は2011年度に引き続きスペインの国債を購入し、深刻な財政難に陥っている同国を支援していく、と宣言していた。5日、サパテロ首相との会談の中でも、李副首相はスペイン経済への信頼を表明するとともに、同国の国債の購入を引き続き進める考えを改めて伝えたという。

スペインはユーロ圏において、政府債のリスクが大きい国の一つである。

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