【呉校長先生の随筆】 ーハネムーンのプレゼントー

【大紀元日本2月15日】8年間勤めていた崙背中学校での最も忘れられない思い出は、1300人の生徒たちが私にくれた「ハネムーンのプレゼント」でした。それは、校長になって2週間目のことでした。

校長としての初仕事の日、私の車は校門の手前約200メートルのところで停められました。きらびやかなユニフォームを身にまとった100人の楽団を先頭に、この地区の名士や学校の先生たちが私を迎えてくれました。沿道の生徒たちが盛大な拍手を送る様子はまるで国賓を迎えているようで、私もついついその雰囲気に酔いしれてしまいました。

その時、会長からは未解決の問題事項を次々と聞かされました。「学校の工事を請け負った会社が夜逃げをしたため、工事は未完成で一部欠陥もあります。このまま校舎を使用することは規定外ですので、校長先生の努力が必要となります。また、生徒らの補導問題も…」。すると、急に周りの賑やかな音楽や拍手の音が遠ざかり、私は足が浮いたような、なんとも落ち着かない気持ちになりました。

▶ 続きを読む
関連記事
脳卒中で左脳の機能を失った神経科学者が見た「本当の自分」とは?思考や感情に振り回されない生き方のヒントと、心を整える意外な仕組みに迫ります。
身近に潜む「永遠の化学物質」が、老化を早める可能性も。最新研究が示す意外なリスクと、日常でできる対策をわかりやすく解説します。
AIは医療知識を持つ一方で、曖昧な症状相談では誤った判断を示すことがあります。専門家は、AI医療相談の限界と、医師の判断が必要な理由を指摘しています。
電気自動車は燃料代が安い一方で、車両価格や減価償却が気になるところです。テスラとトヨタの車種を例に、10年間乗った場合の総コストを比較すると、意外な差も見えてきます。
白髪や抜け毛は、頭皮だけでなく体全体の状態を映すサインかもしれません。中医学の視点から、毎日1分の頭皮ケアと髪を養う食習慣を紹介します。